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宝企画のよもやま話~“段取り8割”は本当?~

皆さんこんにちは!

株式会社宝企画の更新担当の中西です。

 

~“段取り8割”は本当?~

 

船舶塗装や重機塗装では、実際に塗料を塗っている時間だけが仕事ではありません。

むしろ、塗装を始める前にどれだけ準備できているかによって、その日の作業効率や仕上がりが大きく変わります。✅

対象物の状態確認、塗装範囲の把握、下地処理、材料準備、養生、工具確認など、作業前に行うことは多くあります。

だからこそ、塗装業でも“段取り8割”という考え方が重要です。

今回は、船舶塗装・重機塗装における段取りについて考えてみます。

★ まず施工内容を正確に把握する

最初に確認するのは、どこをどのように塗装するのかということです。

船体全体なのか。

一部分の補修なのか。

重機の外装なのか。

部品ごとに塗り分けがあるのか。✅

施工内容が曖昧なままでは、必要な塗料や材料も正確に準備できません。

だからこそ、最初に作業範囲を明確にすることが大切です。

☆ 現在の塗膜や錆の状態を見る

同じ面積でも、現在の状態によって必要な作業時間は変わります。

錆が多ければ、下地処理に時間がかかります。

古い塗膜の傷みが大きければ、表面を整える作業も増えます。✅

そのため、見た目だけで「このくらいで終わるだろう」と判断せず、実際の状態を確認してから工程を考えることが大切です。

★ 必要な塗料の量を考える

現場に着いてから塗料が不足していると分かれば、作業が止まってしまいます。

だからこそ、施工範囲を確認し、必要量を事前に考えておくことが重要です。✅

多すぎても無駄になり、少なすぎても工程に影響します。

作業内容に合わせて準備することが、良い段取りにつながります。

☆ 塗装する順番を決めておく

塗装は、どこからでも同じように進められるとは限りません。

作業場所や人の動線、足場、乾燥時間などを考えながら順番を決める必要があります。

先に奥を仕上げるのか。

高い場所から進めるのか。

複数人でエリアを分けるのか。✅

作業開始前に全体の流れを共有しておけば、現場で迷う時間を減らせます。

★ 下地処理の時間をしっかり取る

「早く塗り始めたい」と思って、下地処理を急ぎすぎるのは良くありません。

船舶や重機の塗装では、塗料を塗る前に表面を整えることが重要です。✅

錆や汚れ、古い塗膜など、状態に応じた処理を行うことで塗装しやすい状態になります。

下地処理も施工工程の大切な一部として時間を確保することが重要です。

☆ 養生の範囲を先に決める

塗料が付着してはいけない場所を確認し、必要な養生を先に行います。

作業を始めてから「ここも隠しておけばよかった」となると、工程が止まります。⚠

だからこそ、施工前に対象物全体を見ながら、どの場所を保護する必要があるか考えることが大切です。✅

★ 必要な工具をそろえる

塗装内容によって、刷毛やローラー、スプレー機器、研磨工具など必要な道具が変わります。⚒

作業を始めてから足りないことに気づくと、取りに戻る時間が必要になります。

だからこそ、その日の工程に合わせて必要な工具を先にそろえることが大切です。✅

☆ 機器や工具の状態も確認する

持ってきた道具が現場で使えなければ意味がありません。

スプレー機器などは正常に使用できるか。

電動工具に違和感はないか。

刷毛やローラーは使いやすい状態か。✅

事前確認を行うことで、現場での突然のトラブルを減らせます。

★ 複数人で作業する場合は役割を決める

大きな船舶や重機を塗装する場合、複数人で作業することがあります。

そのときに全員が同じ場所へ集まってしまうと、効率良く進みません。

下地処理を進める人。

養生を確認する人。

塗装を行う人。✅

作業内容に応じて役割を整理しておくことで、全体が動きやすくなります。

☆ 乾燥時間まで工程に含める

塗装では、塗ったらすぐ次の作業へ進めるとは限りません。

工程によっては、適切な時間を確保して次の作業へ進む必要があります。

だからこそ、施工時間だけでなく、待ち時間も考えながら予定を組むことが大切です。✅

乾燥中に別の範囲を進めるなど、効率良く時間を使うことも段取りの一つです。

★ 天候を事前に確認する

屋外作業の場合には、天候確認も重要です。☔

雨が降る可能性はないか。

風が強くならないか。

気温などの環境に問題はないか。✅

予定だけを優先して無理に進めるのではなく、施工条件を見ながら判断することが大切です。

☆ 周囲への飛散にも配慮する

塗装方法によっては、周囲への影響を考える必要があります。

近くに別の車両や設備がないか。

ほかの作業員が近くにいないか。✅

自分たちの対象物だけを見るのではなく、現場全体を見ながら作業方法を考えることが重要です。

★ 仕上がり確認の時間を確保する

最後まで塗装作業を詰め込んでしまうと、仕上がり確認を急ぐことになります。

だからこそ、工程の最後には確認時間を残しておくことが大切です。✅

塗り残しはないか。

ムラはないか。

養生部分に問題はないか。

一度全体を見る時間を確保することで、より丁寧な仕上がりにつながります。

☆ 片付けまで含めてスケジュールを考える

塗り終わった時間を作業終了時間としてしまうと、最後の片付けが慌ただしくなります。

使用した工具の清掃や、材料の整理、作業場所の片付けまで含めて時間を考えることが大切です。✅

最後まで丁寧に終えることが、翌日の仕事にもつながります。

★ 段取りが良いほど焦りが減る

準備不足の現場では、作業を始めてから材料が足りない、工具がない、養生が不足しているといった問題が出てきます。

そのたびに作業が止まり、焦りが生まれます。⚠

焦った状態では、確認不足も起こりやすくなります。

だからこそ、事前に準備し、落ち着いて作業できる環境をつくることが大切です。✅

⭐ “段取り8割”が塗装の品質を支える

船舶塗装・重機塗装では、塗料を塗る前に仕事の多くが始まっています。

状態を確認する。

下地を整える。

材料を準備する。

作業順を決める。

天候や周囲を確認する。✅

こうした段取りがあるからこそ、安定した仕上がりにつながります。

私たちも“塗り始める前の仕事”を大切にしながら、船舶や重機を長く守れる丁寧な塗装を続けていきます。✨