オフィシャルブログ

宝企画のよもやま話~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~

皆さんこんにちは!

株式会社宝企画の更新担当の中西です。

 

~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~

 

船舶塗装・重機塗装は、一人の職人だけですべてを完成させるとは限りません。

洗浄。

養生。

下地処理。

錆処理。

下塗り。

中塗り。

仕上げ。

多くの工程があります。

大型の船舶や重機になるほど複数人で作業することが多く、それぞれの担当が正確につながることで一つの塗装工事が完成します。✅

だからこそ重要になるのが「引き継ぎ」です。

どこまで下地処理したのか。

何回塗ったのか。

どこに補修が必要なのか。

使用する色は何か。

一つの情報が抜けるだけでも、施工品質に影響する可能性があります。⚠

まず施工範囲を正確に共有する

船舶や重機には、塗装する部分と塗装しない部分があります。

船体全体。

甲板の一部。

重機の外装。

アーム部分。

施工範囲を最初に明確にします。✅

「この辺まで」

という曖昧な指示では、

塗る予定だった場所が残る。

不要な場所まで施工する。

可能性があります。

図面。

写真。

現物。

確認しながら認識をそろえます。

現在の状態を共有する

作業前に、

どこに錆があるのか。

どこに傷があるのか。

塗膜が浮いている場所はどこか。

確認します。

担当者だけが知っている状態ではなく、チームで共有します。✅

特に広い船体の場合には、場所によって傷み方が違います。

重機についても、

運転席側。

作業装置側。

足回り。

場所ごとの状態を把握します。

下地処理の完了範囲

大きな船舶や重機では、一日ですべての下地処理が終わらないことがあります。

こちらは完了。

こちらは途中。

こちらはまだ。

分かるようにしておくことが重要です。✅

次の日に別の職人が入ったとき、

どこから始めればいいのか。

迷わない状態をつくります。

錆が想定以上だった場合

表面を処理していくと、

思ったより錆が深い。

塗膜の下まで広がっている。

気づくことがあります。

その場合、

そのまま塗る。

勝手に判断してはいけません。⚠

責任者へ共有する。

必要な補修を確認する。

施工方法を見直す。

情報をチームで共有します。✅

洗浄や脱脂の状態

船舶や重機には、

油。

泥。

塩分。

さまざまな汚れが付着します。

特に重機では油汚れが残っている場合があります。

そのまま塗装すると仕上がりへ影響することがあります。

どこまで洗浄したのか。

油分が残っていないか。

次工程へ正確に伝えます。✅

使用する材料を共有する

塗装では、

どの材料を使うのか。

どの工程で使用するのか。

重要です。

似た容器。

似た色。

複数の材料が現場にある場合があります。

記憶だけで判断せず、

施工場所。

材料。

工程。

確認します。✅

使用材料を間違えないことが品質を守る基本です。

塗装回数を明確にする

塗装工程では、

下塗り。

中塗り。

上塗り。

複数回施工する場合があります。

今何回目なのか。

どの部分まで終わっているのか。

共有します。✅

別の職人へ交代したとき、

ここは塗ったと思う。

という判断ではいけません。

塗装回数や工程を明確にしておくことが重要です。

色番号や仕上げ色の確認

船舶や重機では、複数色を使用する場合があります。

船体色。

デッキ。

手すり。

重機本体。

アーム。

会社の指定色。

細かな違いがあります。

色を間違えると、塗り直しになることもあります。⚠

施工前に色番号や塗装場所を確認し、チーム全体で共有します。

養生範囲を引き継ぐ

塗料を付けてはいけない場所があります。

ガラス。

計器。

銘板。

操作部。

油圧部分。

必要な場所へ養生します。✅

一部だけ養生を外している。

まだ作業が残っている。

途中状態も共有します。

次の人が完成していると勘違いしないようにすることが大切です。

乾燥時間を共有する

塗装後すぐに次の工程へ進めるとは限りません。

どの時間に塗ったのか。

次の施工はいつ行えるのか。

情報を伝えます。

忙しい現場ほど、

もう大丈夫だろう。

と感覚だけで判断しないことが重要です。⚠

必要な工程を守ることが仕上がりにつながります。✅

船舶では潮や海水の影響も共有する

船舶周辺では、

海水。

潮風。

水分。

塗装状態へ影響する条件があります。☔

作業場所が濡れた。

潮がかかった。

洗浄が必要。

気づいたことは次の担当へ共有します。

塗る直前の状態まで確認することが大切です。✅

重機では可動部へ注意する

重機には、

アーム。

ブーム。

油圧シリンダー。

可動部分があります。⚙

どこを動かして作業したのか。

現在の位置はどうなっているのか。

作業中に動かす予定はあるのか。

情報共有が重要です。

自分の判断だけで機械を動かさず、周囲と確認して作業します。⚠

塗装途中の重機を動かさない

重機の場合、塗装作業中に、

少し移動させたい。

ということがあります。

しかし、

まだ乾いていない。

養生している。

作業員が近くにいる。

場合があります。

移動する前には必ず全員で確認します。✅

突然機械が動くことがないようにすることが安全につながります。

高所作業の情報

船舶塗装では、船体の高い場所や上部構造で作業することがあります。

重機も大型になると、高い位置を塗装する場合があります。

足場。

高所作業設備。

脚立。

どこを使用しているのか。

注意する場所はどこか。

共有します。⚠

安全情報は工程よりも優先して伝えます。

工具の状態を共有する

塗装では、

研磨工具。

エア工具。

塗装機器。

さまざまな道具を使用します。⚙

異音がする。

動きが悪い。

ホースに違和感がある。

気づいたことがあれば、次の人へ伝えます。

何も言わずに渡さないことが重要です。✅

天候情報も引き継ぐ

屋外作業では天候が変化します。

雨。☔

強風。⛈

気温。

前の担当者が、

午後から風が強くなっています。

この部分はまだ濡れています。

共有することで、次の作業判断がしやすくなります。✅

現場条件も大切な引き継ぎ情報です。

他業種の作業予定

船舶では、

溶接。

機械整備。

配管。

電気。

さまざまな工事が同時に進む場合があります。

重機でも整備や部品交換と塗装が並行することがあります。

どこで誰が作業するのか。

どの設備を動かすのか。

確認します。✅

塗装だけを見ず、現場全体を見ることが重要です。

写真を残して共有する

施工前。

下地処理後。

補修箇所。

完成後。

必要な場面で写真を残します。

特に塗装してしまえば、錆の状態や下地処理の様子は見えなくなります。

写真によって、

どこを処理したのか。

どのような状態だったのか。

記録できます。✅

次回のメンテナンスにも役立ちます。

ヒヤリとした経験を伝える

足元でホースに引っかかりそうになった。

高所で工具を落としかけた。

重機の近くで作業中に別作業が始まりそうになった。

事故にならなかったことも大切な情報です。⚠

今回は大丈夫だった。

で終わらせず、

次はどう防ぐか。

チームで共有します。✅

ベテランの“見る力”を若手へ伝える

経験豊富な職人は、

ここは錆が出やすい。

この塗膜はもう少し処理した方がいい。

この角は塗り残しが出やすい。

自然に気づきます。

しかし、

経験すれば分かる。

だけでは技術は残りません。

どこを見たのか。

なぜそう判断したのか。

若手へ伝えることが大切です。✅

引き継ぎは“塗装の下に隠れる品質”を守るもの

完成した船舶や重機を見ると、目に入るのはきれいな塗装面です。

しかしその下には、

洗浄。

錆処理。

下地調整。

何層もの工程があります。

完成すると見えないからこそ、途中の情報を正確につなぐことが重要です。⭐

良い引き継ぎによって、安全・品質・工程をチーム全体で守ることができます。

これからも一人ひとりが次の工程を考えながら情報を共有し、見える仕上がりだけではなく、その下まで丁寧な船舶塗装・重機塗装を続けていきたいと思います。✨